2023年10月11日配信
令和5年度 高校生向けフィールドスタディ（職場体験）「locus（ローカス）」の3回目を、2023年10月6日（水）に鳥取プロスペリティセンターで実施しました。
当日は、鳥取県立鳥取商業高等学校の1年生の生徒9名が来社されました。
鳥取商業高等学校の皆さんは公共交通機関を利用して来社してくれました。帰宅する従業員へ「こんにちは」という元気な挨拶をしてくれました。
元気一杯、笑顔で挨拶をしてくれている生徒さんを見て、私たちも嬉しい気持ちで一杯になりました。
【フィールドスタディの実施プログラム(約2時間)】
・企業紹介
・センター見学
・生徒の皆さんからの質問に対する回答
今回は、郵便再配達・集荷業務担当の管理者・リーダー参加のもと実施。
生徒の皆さんからの質問に、参加してくれた管理者・リーダーから実体験を交えながら回答させていただきました。
生徒の皆さんが一番気になったのは「クレーム対応」です。クレームに対しての印象は「怒ってる」「怖い」ということでした。
クレームは「怒っているからクレーム」ではなく、「お客様にご迷惑が掛かっている場合や、ご要望に沿えていない状況をすべてクレームと捉えている」という
説明に、「そうなんだ、怒っているからじゃないんだ」と理解してくれていました。
クレームを対応するための研修を受講したり、対応マニュアルがあるのでマニュアルに沿ってご案内することを伝えましたが、マニュアルでは対応出来ない事が多いので、「お客様の気持ちを理解して、共感して、最善をつくすこと」と実体験からお伝えしました。
また、「声だけで表情を出すためにはどうすればいいのか」という質問には、
・姿勢を正し口角をあげて対応すること
・声のトーンを意識する
・電話の出だしであるオープニングトーク（第一声のこと）から笑声を意識して対応する
・お詫びが必要な場面では、声のトーンを少し下げ、お詫びの言葉に合わせてお辞儀する
など、実際に意識していることを説明し、自分の声の「ソ」の音が一般的に聞きやすい音と言われているとお伝えすると、その場で「ド、ミ、ソ・・・」と声に出してみる場面もありました。
フィールドスタディの開始と終了時には、代表の生徒さんから「謝辞」の言葉をいただきました。ありがとうございました。
短い時間ではありましたが、生徒の皆さんと楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。
参加してくれた鳥取県立商業高等学校の生徒のみなさん、学校の先生方、ありがとうございました。
■最後に。
当社としても3年目の参加となったこのフィールドスタディ事業。
生徒のみなさんの真剣なまなざしに刺激を受けると共に、改めて、地域企業として、地域に貢献し、地元を支えていくためにも今後も積極的に
関わっていきたいと思いました。
関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。